名曲つく~るくんって?

名曲つく~るくんとは、DTMソフトを感じさせる、ありそうでなかった新しい音楽制作ソフト(MIDIシーケンスソフト)です。

 

「DTMソフト?高いし、重いし、難しそう」といった方にこの「名曲つく~るくん」をDTMソフトの入門編としておすすめ致します。

簡単で直感的な操作を可能にし、DTMソフトを意識させつつ、難しい用語や機能を省いたレイアウト。

インストール不要で初期設定はいりません。ダウンロード直後に扱うことができます。

無料の音楽制作ソフトは沢山ありますが、こんなにも分かりやすいソフトは無いでしょう。

特徴

・DTMソフトを意識したレイアウト

・インストール不要、初期設定不要

・最大16トラックに対応

・MIDIファイルへの書き出し、読み込みに対応

・最大12セットのコードを追加可能

・マウスを動かすことによる簡単なランダム演奏

・好みのスケールを視覚的に表示

・PCのキーボードによる演奏

・ミキシング機能

・簡単な画面の切り替え

・キーボードによる収録



使い方

画面

 

①トラック画面


②打ち込み画面
 
③トランスポート画面
 
④モード切り替え画面
 
⑤キーボード演奏画面
 
⑥ランダム演奏画面
 
⑦画面遷移画面
 
⑧鍵盤画面
 
⑨ミキシング画面

 

 



打ち込み

ノートの追加

打ち込み画面②をダブルクリックすることで、音符(ここではノートとする)が一つ追加されます。

左の鍵盤で音の確認が可能です。

ノートの移動

追加したノートをドラック&ドロップすることで音の高さ、鳴る位置を変更できます。

ノートの長さ変更

ノートの右端をドラック&ドロップすることで音の長さを変更できます。  

音符単位の変更

下のリストボックスで音符の単位を変更することが出来ます。例)4分音符単位→16分音符単位

複数選択

打ち込み画面をドラック&ドロップすることで、範囲内のノートを複数選択することができます。選択後、移動、長さ変更も可能です。

6つの打ち込みモード

6種類の打ち込み方法があります。

・↖ ダブルクリックで追加。ノートダブルクリックで削除。複数選択可

・☝ ワンクリックで追加

・✒ 絵を描くようにノートを追加

・✖ ノートクリックで削除。複数削除可

・M ノートクリックでミュート。複数ミュート可

 灰色のノートがミュートされたもの。再生時には音が鳴らなくなる

・< クリックした位置から再生

グリッド間隔の変更

トラック画面、打ち込み画面それぞれにある[+][-]ボタンでグリッドの間隔を変更できます。

緑がX軸、赤がY軸となっています。X軸はトラック画面、打ち込み画面と共通になっています。

コントロール

打ち込み画面下でノートのベロシティやモジュレーションをコントロールできます。

リストボックスで変更する対象を選択します。

ノート追加時に追加される縦長の図形を、上下にドラック&ドロップすることで値を変更できます。

画面をドラックすることで直線が描画され、直線に合わせて値が変更されます。

値で管理

ノートの情報を値で管理することができます。

クオンタイズ

クオンタイズボタンを押すことで選択したノートのずれを、音符単位に合わせて修正します。


楽曲の再生など

楽曲の再生、停止など

[▶]ボタンで再生、[■]ボタンで停止、[|◀]ボタンで初めから、[▶▶]で一小節スキップが行えます。

拍子、テンポ、全体のボリュームの変更

左から拍子、テンポ、ボリュームが変更できます。

現在位置の変更

トラック画面クリックor打ち込み画面をマウスホイールクリックで現在の位置を変更できます。

現在の位置は青いラインで表示されます。

メトロノーム

拍子の隣の[Me]ボタンをクリックするとメトロノームの設定画面が表示されます。

ここではアクセントと拍のボリューム、音色を設定できます。

[Me]ボタンのチェックボックスにチェックを入れることで再生時、メトロノームの機能が付きます。

キーの変更

下のリストボックスからキーを変更することができます。キーに合わせて存在するノートとスケールの高さが変更されます。

スケールの変更

下のリストボックスからスケールを変更することができます。表示にチェックを入れると打ち込み画面にスケールが視覚化されます。オレンジがルート音です。

ループ

ループボタンを押すと、範囲内をループ再生します。範囲はトラック画面①で指定します。青い図形をドラック&ドロップで範囲を変更できます。

同期

同期にチェックを入れると、X軸のスクロールバーがトラック画面と打ち込み画面で共通で動くようになります。

再生時にはスクロールバーが現在の位置に変更されるようになります。

収録

[●]ボタンを押すと収録がスタートします。

鍵盤に対応したPCのキーを押すことでノートが追加されます。

※キーボードでの演奏参照

 

[■]ボタンで停止、[●]で再開されます。


トラック

トラックの切り替え

下のリストボックスorトラックをクリックすことでトラックの切り替えが行えます。濃くなっているのが現在のトラックです。

トラックのミュート、ソロ、サウンド、REC切り替え

[M]ボタンでトラックをミュート

[S]ボタンでそのトラックのみを再生させる

[Rボタンで収録を行うトラックを選択

[<]ボタンで演奏を行うトラックを選択

トラック切り替えのリストボックス隣の[M]、[S]ボタンで全トラックのミュート、ソロを解除できます。

音色ジャンルの変更

下のリストボックスから音色のジャンルを選ぶことができます。

※トラック10のみドラム専用トラックになっています。

※さらに詳しい音色の変更は後述。

音色の変更

[|||]ボタンをクリックし左側の音色の項目から、音色ジャンルに合ったさらに詳しい音色を設定できます。

トラック名の変更

[=]ボタンでトラック名の変更が行えます。

トラックのコントロール

※ノートごとのコントロールは打ち込みを参照

[|||]ボタンをクリックし右側のコントロールの項目で、トラックごとにコントロールを変更できます。

変更したいコントロールの図形をドラック&ドロップで値を変更し、適用にチェックを入れると、そのトラックに存在するノートすべての値が変更されます。


鍵盤

モード切替画面⑥からモードを鍵盤にすると鍵盤モードに切り替わります。

鍵盤

上に表示れる鍵盤ではクリックして音の確認や、現在再生されている音をトラック別に表示することができます。

コード

鍵盤の下の画面で合計12種類のコードを追加することができます。

[+]ボタンをクリックすとコードの設定画面が起動します。

コードのルート音、コードの種類、オクターブを設定し[OK]を押すことでコードが追加されます。

コード名に切り替わったボタンを押すことでコードが再生されます。

右のリストボックスで長さを設定し、[SET]ボタンを押すことで、現在の位置にノートとしてコードが追加されます。


ミックス

ミックス

モード切替画面からモードをミックスにするとミックスモードに切り替わります。

各トラックのトラックバーでトラックの音量を変更することができます。一番右のMasterでは全体の音量を変更できます。


画面

画面の切り離し

画面⑦の[「]ボタンを押すことで打ち込み画面を切り離すことができます。

青い[↓]ボタンをクリックすることで元に戻ります。

画面を隠す

黒い[↓]ボタンをクリックすることで打ち込み画面を隠すことができます。

黒い[↑]ボタンをクリックすることで元に戻ります。

ファイル

プロジェクトの保存、読み込み、新規作成

プロジェクトの保存は[名前を付けて保存]、もしくは[上書き保存]を選択してください。

開くには[開く]を選択してください。

新しいプロジェクトは[新規作成]を選択してください。

MIDIファイルの読み込み、書き出し

MIDIファイルの読み込みは[MIDI読み込み]を選択して下さい。

※保存のされ方により、ずれが生じてしまうことがあります。

書き出しは[MIDI書き出し]を選択してください。


演奏

キーボードでの演奏

PCのキーボードの[Q][2][W][3][E][R][5][T][6][Y][7][U][I]キーが鍵盤のドレミ・・に対応しており、そのキーを押すことで簡単な演奏が可能になります。

オクターブの切り替えはOctと書かれたリストボックスor矢印のボタンで切り替えが可能です。

演奏にチェックを入れると普通の演奏モード、コードにチェックを入れるとコードにキーボードが対応します。

ランダム演奏

ランダム演奏画面⑥の演奏にチェックを入れ、枠内でマウスを動かすと、ランダムで音が鳴ります。音色の確認などにお使いください。